今すぐ!手を温めるツボ~冷えタイプ別7つの対策法

手を温めるために、いつでもどこでも刺激できるツボをまとめてみました。体の中の直接触れることができない内臓も、体表にあるツボ(経穴)から刺激を与えることで血流を促進することができます。自分の冷えのタイプにあったツボを刺激して、今すぐ!ポカポカの温かい手になっちゃいましょう。

今すぐ!手を温めるツボ

気温が低ければ手が冷たくなるのは正常な反応です。お部屋が暖かいのに手が冷たいのであれば、下記の3タイプにわけて考えて、自分にあったツボを効果的に刺激してみましょう

手を温めるツボ 出典:1dayホットケアセラピスト講座https://ehaj.jp/hotcare/

あなたの冷えのタイプは?

タイプ1)体幹は冷えていない・肩こりも強くないのに手が冷たい⇒ストレス冷えタイプ

タイプ2)体幹は冷えていない・肩こりが強くて手が冷たい⇒肩こり冷えタイプ

タイプ3)手だけなく、体全体または体幹部分が冷たい⇒内臓冷えタイプ

ストレス冷えタイプの手を温めるツボ

ストレス、考え事で頭がいっぱいの時は「頭でっかちになってますよー」と冷たい手が教えてくれています。

まずは深呼吸をして頭を緩めることが第一。息を吐きながら指の先まで温かい血液がめぐるイメージで深呼吸を続けるだけでも手が温かくなってくるでしょう。

手を温める即効ツボ:陽池・指間穴・虎口

陽池を含む手首まわりを温める

出典:ハーブピローオンラインショップla lune

指の股にある4つのツボをつまみとるように刺激する

 

肩こり冷えタイプの手を温めるツボ

体幹で作られた熱が、首や肩の筋肉の緊張によって指先まで送られない時におこりがちな状態。「首や肩がガチガチですよー運動してください」と冷たい手は教えてくれています。

まずは上半身の緊張を緩めるために肩甲骨をほぐす体操をして、さらに肩こりをやわらげる温かいハーブピローなどで肩井・大椎を刺激するのが効果的。

肩こりを伴う冷たい手の即効ツボ:肩井・大椎・手三里+陽池・指間穴・虎口

 

肩井を含む肩まわりを温める

出典:ハーブピローオンラインショップla lune(http://lalune.saleshop.jp/

肩を温めながら、指先まで温かい血が流れるイメージで深呼吸をします。肩の緊張がほぐれることで指先まで温かい氣血が流れます

 

手三里を刺激する

出典:日経XTECH

肩こりによく効く手三里は、心地よく響き、見つけやすいツボです。自分で押しやすい場所にあるツボなので覚えておきたいですね。

肩こりがほぐれたら、陽池・指間穴・虎口といった手を温めるツボを刺激しましょう。

 

内臓冷えタイプ

体幹の体温が36.5度から37度をキープできないと、手は冷たくなる仕組みになっています。ですから、体が冷えていると感じたら体幹を温めるのが第一です。

手だけでなく体も冷たい時のツボ:八髎穴 (はちりょうけつ)・関元(かんげん)+肩井・大椎・手三里+陽池・指間穴・虎口

八髎穴 (はちりょうけつ)・関元(かんげん)を温める

仙骨を温める

仙骨は、お尻のわれめのすぐ上にあるベース型の骨で、骨盤の要です。骨盤は、子宮、卵巣、前立腺、膀胱、大腸といった重要な臓器を守っています。座りっぱなし、立ちっぱなしの日常では、重力はこれらの臓器を圧迫し、骨盤内の血流が悪くなりやすいのです。骨盤内が冷えると、生殖機能が衰えるので、生理痛、便秘、下痢、頻尿などで危険信号を発しています。

手が冷たくて困るというのも体に熱が足りませんよ、と訴えているサインの一つ。仙骨にある八髎穴は、仙骨に縦にならんだ8つのツボで、上から上髎、次髎、中髎、下髎と対に並んでいます。一つずつ刺激するよりも、仙骨全体に温かい刺激をいれるのが効果的。

シャワーで仙骨を温める

入浴時に、40度以上の熱めのシャワーを30秒ほどあてる。一度の入浴で3回程度が目標。

ホットタオルパックで仙骨を温める

蒸しタオルを耐熱ビニール袋にいれて下着の上からあてる。冷めてきたらとりはずす。

体の背面にある仙骨と同じ高さで体の前側にある関元(かんげん)も冷えの重要なツボです。仙骨と同様に、おへそから下の部位をシャワーで温めたり、ホットタオルパックで温めたりすると効果的です。

出典:hanimi

上記のホットケアだけでなく、ハラマキや運動など体幹を温める工夫をして、体温を上げましょう。体幹が温まったら、肩こりをほぐし、手をあたためるツボで指先まで温かい氣血をめぐらせましょう!

 

ツボ刺激の方法

国家資格を持つ鍼灸師は、経穴に針を刺したり、お灸で熱の刺激を加えることで治療していきます。あんま指圧師は指などで圧をいれて治療していきます。

治療家ではない私たちでも、セルフケアとしてツボを刺激して健康効果を得ることが可能です。

ツボの刺激方法はたくさんあります

  • 指で押す、揉む、さする、つまむ
  • とがったモノでつつく(楊枝など)
  • ツボにモノを貼る(米粒、石、テープなど)
  • 温める(灸、ホットパックなど)
  • 冷やす(氷、アイスパックなど)

ツボを押すときは、呼吸を吐きながら圧を加えていくことがポイントです

ツボとは

気血の通り道である経絡と体表の接点を経穴(けいけつ)=ツボといいます。

電車に例えると、経絡が地下鉄の線路で経穴は駅です。大きい駅も小さい駅もあり、地上へ乗り降りしている人が「氣」だとイメージするとわかりやすいでしょう。

経穴は臓器と結びついているため、体の表面のツボを刺激することで体の深部の臓器に働きかけることができるのです。

2008年にはWHO(世界保健機構)で361の世界統一基準の経穴が定めれました。

 

ツボの見つけ方

人間の顔には眼が二つ、鼻が一つ、口が一つではありますが、その位置は個人差がありますね。同様にツボの位置も個人差があります。

そのため、経穴図でおおよその位置を確認したら、あとは自分の感覚を頼りにみつけていくことが大切です。

ツボにあたると下記のような感覚がおこります

  • 痛みや響きがある
  • しこりを感じる
  • へこんでいる
  • ザラついている
  • 熱または冷たさを感じる
  • 湿っている
  • 指がとまる

 

まとめ

いかがでしたか?

手を温めるツボは

ストレス冷えタイプの即効ツボ:陽池・指間穴・虎口

肩こり冷えタイプの即効ツボ:肩井・大椎・手三里+陽池・指間穴・虎口

内臓冷えタイプのツボ:仙骨の八髎穴 (はちりょうけつ)・下腹部の関元(かんげん)

ここに温かい刺激や心地よい圧を加えることで、温かい手をつくることができます

ツボを押すときは、吐く息と共に圧を加えていくことがとても大切!息を止めて押すと良い結果につながりません

冷たい手が教えてくれる様々な情報をキャッチして、自分の体と対話できるようになるといいですね

温かい手で心も体も温まりますように!

文:日本エナジーハンド協会 宝官 明子