アロマハンドバスで朝の手指のこわばりを優雅に解決!

アロマハンドバスとは、アロマ=芳香 ハンドバス=手のお風呂。

正しくはアロマテラピーの沐浴法のひとつで、指先から手首またはヒジまでをお湯につける部分浴のことです。

朝起きると指がこわばって動きにくい・・そんな時はアロマハンドバスで優雅に解決しちゃいましょう!

指のこわばりは更年期以降の世代の女性のお悩みと思われがちですが、現代では10代から全世代である症状でうs。

平成4年の国民生活基礎調査によれば、「手足の関節が痛む」と訴える人数は、日本全国で560万人、人口の4.5%を占めているそうです。

厚生省のリウマチ調査研究班の報告によれば、慢性関節リウマチのみでも患者数は日本全国で70万人であり、一年に1万5,000人が新しく発病しているとのこと・・・(出典:リウマチ情報センターhttp://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/hyobou/rm310-2.html)

手のこわばりは、多くの方が悩んでいらっしゃるのです。

温活でセルフケアできるものもありますが、病院で治療をうけるべきものもあります。そこでまずはセルフケアをしてもいいのか、病院にいった方がいいのかセルフチェックから始めましょう!

手のこわばりの理由

その違和感はどこから?

冷え

体が冷えて指先の血行が不良となることで痛みやこわばりが出る

⇒温活でセルフケア!

関節の老化

加齢により関節のクッションである軟骨組織が減少することで痛みやこわばりが出る

⇒こわばりが朝だけなら温活でセルフケア!

使いすぎ

手指を使いすぎて関節に炎症がおきて痛みやこわばりが出る

重い荷物を持ち運びする、スマートフォンやパソコンを長時間使う、野球・ゴルフ・テニスなどのスポーツ、ギターやピアノ演奏手芸・アート制作など年齢にかかわらず指を酷使する人は誰でも可能性があります

⇒炎症がおこっている場合は整形外科へ。急性期がすぎて医師に温めOKの指示が出たら温活でセルフケア!

更年期~女性ホルモンの減少

女性ホルモン・エストロゲンの分泌が減少すると、関節の軟骨を構成するコラーゲン量も減少してしまうため、関節がスムーズに動かなくなる可能性があります。40代から50代の更年期世代、または産後で女性ホルモンのバランスが崩れる時におこりやすいと考えられます。

⇒温活でセルフケア!でも1日中痛みが続くようなら婦人科へ

リウマチなど疾患によるもの

腱鞘炎、関節リウマチ、全身性エリトマトーデス、膠原病、パーキンソン病、バネ指、ドケルバン病など

⇒リウマチ科、膠原病の専門医がいる病院へ。ハンドバスしてもいいのか医師へご相談を。

 

病院に行くべき?セルフチェックしてみましょう

早期発見が大切!

セルフチェックポイントとしては3つ

✔指の関節に熱をもった感じや腫れがある

✔左右対称に症状がある

✔日中もこわばりが続く

⇒当てはまる方は病院でご相談を!

アメリカのリウマチ学会が発表した7つの診断基準によると下記より4つ以上あてはまるとリウマチの可能性があるとのこと。

  1. 朝のこわばりが1時間以上続く
  2. 3つ以上の関節が腫れる
  3. 手首や指の付け根、指先から2番目の関節が腫れる
  4. 左右対称に腫れる
  5. 皮下結節がある(しこりのようなもの)
  6. リウマトイド因子が陽性になる(血液検査)
  7. 手のエックス線写真に異常所見がある

出典:ラジオ健康相談室http://www.1242.com/program/isoyama/2013/07/post-16.html

少しでも可能性がある場合は、自己判断せずに病院に行ってみてくださいね。そして、上記に当てはまらない方は、血行不良でこわばりや違和感を感じているのかもしれません。血行不良の場合は、お湯で手を温めるハンドバスで心地よい一日のスタートができそうですね。

ハンドバスとは?基本のやり方と効果。

 

目覚めスッキリ!朝のハンドバスの方法とアロマレシピ

朝を軽やかにスタートするには、香りが脳にダイレクトに作用するアロマハンドバスがオススメです。精油の有効成分を含んだ蒸気を吸い込むことで、アロマテラピー効果も期待できます

アロマハンドバスの材料

  • 熱めのお湯(40~43度)
  • ボウル
  • 死海の塩 大さじ1(手荒れのある方は上白糖 大さじ1)
  • 好みの植物油 小さじ1/2(ホホバオイル、スイートアーモンド油などお好みで)
  • 好みの精油 2~3滴(好きな香りが一番!)

アロマハンドバスの方法

  1. 小さじ1/2の植物油に精油をたらす
  2. 死海の塩に①のスプーンをいれてよくまぜる
  3. ボウルに入れた40~43度のお湯に②を加えてよくまぜる
  4. お湯に手をつけて関節を中心にほぐしながら入浴する(5~10分程度)
  5. 温まったらタオルドライして終了

 

ストレス冷え症さんのアロマレシピ

手首を温めると頭もリラックス

・マジョラムスイート精油 2滴
・ローズマリー・シネオール精油 1滴

学名:Origanum majorna

●マジョラムスイート精油のプロフィール

科名:シソ科

主要成分:モノテルペン炭化水素類、モノテルペンアルコール類

精油の特徴:加温効果(毛細血管を拡張して血行を促し体温を高める効果)のある貴重な精油です。

テルピネン-4-olには副交感神経強壮作用があり、ストレスで緊張過多によるあらゆる不調に使われます。緊張からくる咳、動悸、胃痛、めまい、多動、不安症など。

副交感神経を優位にすることで血行を促進する冷え症さんにぴったりの精油です。

さらに抗炎症作用のあるモノテルペン炭化水素類を多く含み、炎症を伴う痛み(腱鞘炎、神経痛、リウマチ)などへの効果も期待されます。

禁忌:シソ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

●ローズマリー・シネオール精油のプロフィール

学名:Rosmarinus officinalis cineole

科名:シソ科

主要成分:酸化物類(1.8シネオール)、モノテルペン炭化水素類、ケトン類

精油の特徴:抗炎症作用、免疫調整作用の1.8シネオールが主成分のため、炎症の治療(リウマチ、神経痛、筋肉痛、肩こりなど)に使われる精油です。また、慢性疲労や無気力などに対し精神強化作用があり、集中力を高め爽やかな朝のハンドバスにぴったりです。

禁忌:シソ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

 

低血圧冷え症さんのアロマレシピ

・ローズマリー・シネオール精油 2滴

・ブラックペッパー精油 1滴

●ローズマリー・シネオール精油のプロフィール

学名:Rosmarinus officinalis cineole

科名:シソ科

主要成分:酸化物類(1.8シネオール)、モノテルペン炭化水素類、ケトン類

精油の特徴:抗炎症作用、免疫調整作用の1.8シネオールが主成分のため、炎症の治療(リウマチ、神経痛、筋肉痛、肩こりなど)に使われる精油です。また、慢性疲労や無気力などに対し精神強化作用があり、集中力を高め爽やかな朝のハンドバスにぴったりです。

禁忌:シソ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

 

●ブラックペッパー精油のプロフィール

学名:Piper nigrum

科名:コショウ科

主要成分:モノテルペン炭化水素類、セスキテルペン炭化水素類

精油の特徴:強壮刺激作用のセスキテルペン炭化水素類やβ-ピネン、α-ピネンといった強壮成分が多く含まれ、活気を出したい朝にぴったりの精油です。モノテルペン炭化水素類による鬱滞除去作用、抗炎症作用が期待されることから、冷え症、リウマチ、座骨神経痛などにも使われます。

禁忌:コショウ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

 

更年期さんのアロマレシピ

・クラリセージ精油 2滴

・パルマローザ精油1滴

●クラリセージ精油のプロフィール

学名:Salvia sclarea

科名:シソ科

主要成分:エステル類(酢酸リナリル)、ジテルペンアルコール類(スクラレオール)

精油の特徴:女性ホルモン・エストロゲンに似た分子構造を持つスクラレオールを含むため、更年期の女性にとって価値ある希少な精油です。更年期障害でありがちなイライラやほてりを鎮め、静脈を強壮し、生殖器の感染症にも使われます。リラックス効果が高く、使用後すぐの飲酒や運転は避けた方が良いともいわれています。

禁忌:妊娠の可能性、授乳期、乳腺炎、癌、シソ科植物アレルギー

●パルマローザ精油のプロフィール

学名:Cymbopogon martini

科名:イネ科

主要成分:モノテルペンアルコール類(ゲラニオール)、エステル類

精油の特徴:主成分のゲラニオールは、皮膚の弾力を取り戻す美肌効果が高く、シワ、乾燥、床ずれ、湿疹、ニキビ、アトピー性皮膚炎のケアにも使われる精油です。手荒れを防ぎつつ、バラに似た甘い芳香で落ち込みがちな気分をひきあげ、抗不安、抗憂鬱の効果も期待できます。ローズ精油に対してパルマローザ精油は安価なので日常のスキンケアに便利な一本です。

禁忌:イネ科植物アレルギー、子宮収斂作用があるため妊産婦は使用不可

 

若返りのアロマレシピ

ローズマリーは別名「海のしずく」そして有名なハンガリアンウォーター「若返りの水」の主成分です

・ローズマリー・シネオール精油 2滴

・パルマローザ精油1滴

●ローズマリー・シネオール精油のプロフィール

学名:Rosmarinus officinalis cineole

科名:シソ科

主要成分:酸化物類(1.8シネオール)、モノテルペン炭化水素類、ケトン類

精油の特徴:関節痛に悩んでいたハンガリー王妃エリザベート1世が、ローズマリーを主成分としたハンガリアンウォーターによって痛みが消え、どんどん若返って隣国の王子様にプロポーズされた、という伝説はご存じですか?抗炎症作用、免疫調整作用の1.8シネオールが主成分のため、炎症の治療(リウマチ、神経痛、筋肉痛、肩こりなど)に使われる精油です。認知症予防に朝使う精油としても有名になりました。実験に使われたのはローズマリー・カンファー精油ですが、ローズマリー・シネオール精油にもカンファーは含まれており、禁忌の多いカンファー種より使いやすいかと思います。朝のハンドバスにぴったりです。

禁忌:シソ科植物アレルギー、1%以下の使用で禁忌なし

●パルマローザ精油のプロフィール

学名:Cymbopogon martini

科名:イネ科

主要成分:モノテルペンアルコール類(ゲラニオール)、エステル類

精油の特徴:主成分のゲラニオールは、皮膚の弾力を取り戻す美肌効果が高く、シワ、乾燥、床ずれ、湿疹、ニキビ、アトピー性皮膚炎のケアにも使われる精油です。内分泌器官を刺激して、ホルモンの分泌を促すホルモン強壮作用があります。手荒れを防ぎつつ、バラに似た甘い芳香で落ち込みがちな気分をひきあげ、抗不安、抗憂鬱の効果も期待できます。

禁忌:イネ科植物アレルギー、子宮収斂作用があるため妊産婦は使用不可

 

指を使いすぎた時のアロマレシピ

スマートフォンの使いすぎで関節炎が増加。熱をもった痛みがある時はハンドバスは禁忌。

・ユーカリレモン精油2滴

・ペパーミント精油 1滴

●ユーカリレモン精油のプロフィール

学名:Eucalyptus citriodora

科名:フトモモ科

主要成分:テルペン系アルデヒド類、モノテルペンアルコール類

精油の特徴:蚊よけのアロマとして有名なユーカリレモン精油ですが、実は抗炎症効果にすぐれており、皮膚や筋肉、関節の炎症トラブルに使われます。肩こり、腰痛のほか関節痛、リウマチ、腱鞘炎、テニス肘などに効果が期待できる精油です。テニス、ゴルフ、パソコン、スマートフォンなどで使いすぎた関節を労ります。

禁忌:フトモモ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

●ペパーミント精油のプロフィール

学名:Mentha piperita

科名:シソ科

主要成分:モノテルペンアルコール類(ι-メントール)、ケトン類(ι-メントン他)

精油の特徴:メントールの香りでおなじみのペパーミント精油は目覚めのアロマにぴったりです。メントール、メントンともに大変刺激の強い成分で、子どもには使用できませんが、皮膚のかゆみ、じんましん、関節痛、リウマチ、腱鞘炎、打撲、テニス肘、肉離れ、捻挫など幅広い痛みと炎症をサポートしてくれる精油です。

禁忌:3歳未満、妊産婦、授乳期、てんかん、高血圧、シソ科植物アレルギー

 

リウマチさんのアロマレシピ

リウマチの好発年齢は30~50代女性

・ユーカリレモン精油 2滴

・ジュニパー精油 1滴

●ユーカリレモン精油のプロフィール

学名:Eucalyptus citriodora

科名:フトモモ科

主要成分:テルペン系アルデヒド類、モノテルペンアルコール類

精油の特徴:蚊よけのアロマとして有名なユーカリレモン精油ですが、実は抗炎症効果にすぐれており、皮膚や筋肉、関節の炎症トラブルに使われます。肩こり、腰痛のほか関節痛、リウマチ、腱鞘炎、テニス肘などに効果が期待できる精油です。テニス、ゴルフ、パソコン、スマートフォンなどで使いすぎた関節を労ります。

禁忌:フトモモ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

●ジュニパー精油のプロフィール

学名:Juniperus communis

科名:ヒノキ科

主要成分:モノテルペン炭化水素類、セスキテルペン炭化水素類

精油の特徴:森林浴を思わせる爽やかなヒノキの香りでお酒のジンの香り付けに使われています。主成分のモノテルペン炭化水素類の抗炎症作用により、リウマチ、関節炎、神経炎、座骨神経痛、痛風、肩こりなどに使われます。

禁忌:ヒノキ科植物アレルギー、その他1%以下の使用で禁忌なし

 

まとめ

いかがでしたか?

朝起きたときに感じるこわばりを、ほんの5分の手軽なハンドバスで解消できたら素敵ですよね。

手指のこわばりの理由が、冷え、関節の老化、手の酷使(慢性)、女性ホルモンの減少であれば、朝のアロマハンドバスはきっとあなたをハッピーにしてくれるでしょう。

もしリウマチなど疾患によるもので温めることで炎症が悪化する心配がある場合は、主治医の先生にご相談の上ハンドバスを楽しんでくださいね。

朝のこわばりが、アロマハンドバスで少しでも楽になりますように!

 

文:日本エナジーハンド協会 宝官明子