アーシングって聞いたことありますか?
ここでご紹介するアーシングとは、体内に帯電した静電気を大地にリリースすることです。
静電気と手を温めることと、いったいどんな関係があるのーーー?という皆さまへ、温活の秘訣!血液サラサラにするアーシングをご紹介します!
Contents
アーシングとは
Earthing=アーシングとは、足で直接大地に触れて静電気をリリースする健康法です。
自然にふれることで体表を流れる静電気だけでなく、体内で作られる体内静電気も放電することができるといいます。
「赤血球は、血液内のさまざまな成分や水分、また血管壁とこすれ合いながら流れていきます。当然、そこには静電気が発生します。すべての赤血球の表面がマイナスに帯電しているとしますと、マイナスとマイナスですから反発し合い、赤血球はくっつかずに離れていくのです。
しかし、赤血球表面の帯電のバランスが崩れて、ある赤血球はマイナスに帯電、別の赤血球はプラスに帯電していると、お互いが引き合い、くっついてしまいます。これが、不健康な血液ということになります。(参考:マキノ出版 堀泰典著「はだしで大地に立つと病気が治る」 )」
ドロドロ血液をつくる要因の一つである静電気を、裸足で大地に立つだけでリセット効果が期待できる!と考えられるのです
アーシングが冷え症改善に効果的な理由
冷え症改善には、体の隅々まで温かい血液がサラサラと流れている必要があります。
毛細血管の太さは髪の毛の1/10。
赤血球がやっと一つ通れる太さの毛細血管の中を、団子状にくっつきあった赤血球が”サラサラ”流れるのは物理的に不可能です。
そのため、血液がサラサラになるための食材に気をつけている冷え性の方は多いと思いますが、それと同じくらい体内の静電気を放電するライフスタイルが大切なのです。
温かい血液がサラサラ流れるために、食べるものに気をつけること、ストレスをためないこと、そして大地に静電気をアーシングすることが大切なのです
アーシングの方法
アーシングの方法は簡単です。素足で大地にたつ、素手で自然に触れる、そして深呼吸するだけです。しかもいつでも無料(笑)
具体的なアーシングの方法をいくつかご紹介します。
アーシングの方法1)海辺を裸足で歩く

海の力を利用した自然療法、タラソテラピーでは「砂浜を歩く」という行為自体が治癒力を高めるメニューとして実践されています。
「海洋性気候の中でその大気の清浄を利用するセラピーを大気浴療法(エーロテラピー)といい、北欧の人々が臨む日光浴のテラピーをヘリオテラピー(日光浴療法)という。
海岸の大気は、付近に工場などがなければ通常風邪があって清浄であり適度の湿潤で、気管、気管支、鼻など粘膜を保護し、風邪などに抵抗力を与えてくれる環境である。気泡の飛散、エアロゾルとなって粒子に内臓するミネラル、たとえばヨウ素などが皮膚、粘膜に作用する(出典:大越健嗣著/海のミネラル学)」
潮風のミネラル効果、α波を誘う波の音のリラックス効果、日光浴の効果、その中で大地に素足で歩くことによるアーシング効果で、心地よさとともに素晴らしい健康効果を期待できます。
花粉症やアレルギー体質の方、室内での作業が多い方、電子機器に囲まれたライフスタイルの方などに特にオススメです
※海ではなく、川の清流に足を浸すのもアーシング効果大。
アーシングの方法2)芝生に寝ころがる

海や川は遠くて行けなくても、芝生の公園なら近くにある方が多いのではないでしょうか?子供も大人も芝生の上で寝転んで、全身で地球にリセットしてもらいましょう!
”足で大地に立つ”ことがアーシングの基本ですが、車椅子のお子さんがいらっしゃるお母様から、立てない場合はどうしたらいいかご質問がありました。
足裏でなくても、骨盤底筋群(第一チャクラ周辺)が大地についていれば同様の効果を実感していただけると思います。座ることが難しい方なら寝転んでしまうといいですね。
アーシングの方法3)海でポッカリうかぶ

人は海から生まれた。母なる海に浮かぶことは最高の幸せ。
なんといっても頭の先から足先まで海水につけてしますのが、最高のアーシングになります。「頭の先から足先まで海水につかる」ことに意味があるので、頭部をつけないで浮かんでいるだけだと浜辺で歩くのと同じくらいかもしれません。シュノーケルやサーフィンもアーシングになると思いますが、マリンスポーツを楽しむというより、静かな海でプカーっと浮かんで深呼吸できたら最高です!
水中で氣の流れを整えるWATSUインストラクターだった筆者としては、水中に浮かぶ効果について言葉にしがたいほど絶大であることを実感していますが、同時に頭部(百会)から足底部(足心)まで水に触れていることがポイントであると感じます。
アーシングの方法4)土仕事・畑・ガーデニング

海や公園に行けなくても、お庭で土いじりをするだけでも効果はあります。普段ゴム手袋をして作業しているとしたら、てのひら全体を土に直接触れて目を閉じて5分くらい深呼吸するだけで、いつもの作業がアーシングへと変化します。
アーシングの方法5)大樹に触れる

生命力あふれる大樹を見つけたら、てのひら全体をつけて深呼吸して木の根からアーシングしてもらうイメージをすると良いでしょう。疲れもイライラも全部吸ってもらうイメージです。
自分の足裏で直接大地に触れることが効果が高いのですが、クツを脱げない場面では、てのひらから樹を通してアーシングするイメージをしてみましょう。
どの方法も、ただ触れるだけよりイメージと深呼吸をあわせておこなうことが大切です。
まとめ
体のすみずみにまで温かい血液を送り届けるためにはサラサラの血液にする必要があり、サラサラ血液にするためにはバランスのとれた食事とストレスをためない生活、そして大地に素足をつける健康習慣、アーシングがポイントです。
温活の秘訣はアーシング!血液をサラサラにするコツは
- 海辺を裸足で歩く
- 芝生に寝ころがる
- 海でうかぶ
- 土仕事・畑・ガーデニング
- 大樹に触れる
体にたまった静電気がドアノブなどを触った瞬間にバチバチするあの感覚が体内でおこっていると考えると怖いですよね。
ドアに触れる前に静電気を逃がす工夫をするように、体内にたまった静電気を地球にリセットしてもらうアーシング。
大地に素足で立つ、浜辺を裸足で散歩する・・こんな簡単なことを日常にとりいれるだけで冷え性改善に役立つのです。
自宅で簡単にできるホットケアと同時に、アウトドアでのアーシングを積極的に取り入れてみませんか?
文:一般社団法人日本エナジーハンド協会 宝官明子