温活の5つの禁忌~温めてはいけない時はどんな時?

温活とは、心と体を温めて冷えからおこる不調から身を守り、ポジティブに健康をつくるライフスタイルです。

温活には体を内側から温める「」とインナーマッスルを動かして熱をつくる「運動」と熱を逃がさない「温めグッズ」と外から熱を加える「ホットケア」にわかれます。

体を温めることは、誰にとっても大切なことですが注意が必要な場合もあります。ここでは温活の禁忌についてまとめてみました。

 

注意が必要な温活とは

Spa – young loving couple enjoy romantic hot tub

「食」の温活注意

  • 食材にアレルギーがないかどうか
  • 過剰摂取
  • 偏った栄養バランスになっていないか

「運動」「ホットケア」の温活注意

一番注意が必要なのは発汗を促すような全身に強い影響をもたらすケアです。

  • 全身浴・半身浴(家庭風呂・銭湯・スパ・温泉・スポーツクラブなど)
  • サウナ
  • サロンケア(よもぎ蒸し、ヒートマット、ボディパック、ホットストーン、ハーブボールなど)
  • 汗をかく運動

温活の5つの禁忌~発汗をともなうケア

入浴、サウナ、サロンケア、発汗をともなう運動について避けた方が良い場合は主に5つです。

心臓と血管に問題がある時

体を温めると血行が促進され心臓に大量の血液が送られます。心臓に問題がある場合はそれが負担となる場合があります。心筋梗塞、脳梗塞、狭心症、重度の高血圧、重度の貧血、重度の糖尿病の方は外から熱を加える温活以外の穏やかな方法で体を温めましょう。

ヒートショックの可能性がある時

外気温が寒い時期に、帰宅後すぐに温めると急激な温度差で心臓に負担がかかり脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。厚生労働省によると平成24年より家庭内の溺死者は、交通事故死者数をうわまわっており、誰もが危険のある身近な問題です。特にお酒を飲んだ後の入浴や疲労が激しい時にはリスクが高まります。

ヒートショックの死亡事故は12月、1月、2月と寒い時期に集中していますので、この時期にスポーツクラブやスパなどで良かれと思っておこあう温活がマイナスにならないように注意しましょう。冬期で入浴やサウナなど刺激の強い温活をする場合には室内の温度に体がなれて充分リラックスした状態になってからおこなうようにしましょう。

出典:ダイキンhttp://www.daikinaircon.com/cocotas/heatshock.html

 

熱がある時

発熱は体内に侵入したウィルスや細菌を増殖させないための免疫反応です。ウィルス等が侵入すると体は寒気を感じ、温かいお布団に入っていてもブルブル震えます。この震えによって体は熱をつくり、ウィルスをやっつけようとするのです。高熱が続くと体力を消耗し、心臓に負担をかけるなど自分の身体にダメージがおこりますので、汗をかいて体温を下げる、ということを繰り返します。

寒気を感じたらしっかり保温することで、ウィルスや最近にいち早く対応することができます。特に平熱が低い場合、免疫が働きやすい体温に上がるまで時間がかかるので、風邪が長期化する可能性があります。悪寒がしたら積極的に温める温活は効果的です。ただし洋服を脱いでおこなうようなホットケア(入浴等)はさけましょう。発熱がはじまったら、汗をかいた下着をこまめにかえるなど当たり前のケアが最も適切で、積極的な温活は避けた方が良いでしょう。

炎症がある時

体内に異物が侵入すると白血球がそれを感知して、炎症をおこします。炎症がおこると、赤くなる、熱をもつ、ふくらむ・腫れる・盛り上がる、痛みが出る、という反応が出てきます。

捻挫などを思い出すとよくわかると思います。体が集中して足首の捻挫を治療しようとしている時に、別の部位を温めて血流を分散してしまうことは、オススメできません。でも体質的に炎症のおきやすい慢性の疾患をお持ちの方も少なくないですよね

鼻炎、扁桃腺炎、蓄膿症、中耳炎、胃炎、胃潰瘍、大腸炎、アレルギー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、頭皮の炎症・・その他にも、肩こりや腰痛、関節痛など痛みがある方は筋肉の炎症でもあります。

こうなると温活できる人がぐっと少なくなってしまいますが、慢性の炎症体質の方でも下記がおこっていなければ温活を楽しむことができるのです。

赤くなる、熱をもつ、ふくらむ、腫れる、盛り上がる、痛み・・がない時

アトピー性皮膚炎の方など皮膚の角質バリアがデリケートな状態の方は、温活で汗をかくことで皮膚を刺激してかゆみが増したり悪化したり、ということも考えられますので様子を見ながら温活を楽しみましょう

出血がある時

外傷で皮膚に傷がつき血液が出ている状態の時に温活すると、血行が促進されて出血量が増える可能性がありますので、傷の大きさによりますが、乾いていない傷がある場合にはオススメできません。生理中や産後間もない時も、全身のホットケアはお休みしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

温活は「」と「運動」と「温めグッズ」と「ホットケア」にわかれます。

温活で注意が必要なのは、温活食材にアレルギーがある「食」の場合と洋服を脱いで発汗を促すような強い「ホットケア・運動」です。発汗を促すような温活は「強いケア」と考えましょう。

発汗を伴う温活の禁忌は5つ

  1. 心臓・血管に問題がある場合
  2. ヒートショックの可能性がある場合
  3. 熱がある時
  4. 炎症がある時
  5. 出血がある時

せっかく健康のためにと思っておこなう温活がマイナスにならないように、運動やホットケアについては体と相談しながらおこないたいですね。

発汗をともなう強いケアには少し注意が必要ですが、部分的なホットケアはほとんど危険はありません。食、運動、温めグッズ、ホットケアを上手に組み合わせてあなたにぴったりの温活ケアを楽しんでくださいね!

温活で使い捨てカイロは逆効果?カイロが危険な5つの理由

文:日本エナジーハンド協会代表 宝官明子